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Lake ConroeでROV調査 [ 海底調査]

深夜便でホノルルからヒューストンへ。
そこから車で1時間ほど北にあるレイク・コンローまでやって来た。
ホテルにチェックインしてすぐに現場へ。
 
lake_conroe_020314-01.jpg
 
けど天気最悪!
気温なんか4度だって!?(>_<)
しかも湖の上なので体感温度は多分もっと低い。
雨は降るわ、風は強いわ。。。

lake_conroe_020314-02.jpg
 
今回お世話になった船。
風が強く、湖なのに波がけっこうあって船超揺れまくりでゲロゲロ。
胃の中のもん全部吐き出してもなお吐く。
もはや胃液と涙しか出てこない。
今までで最悪の乗船経験。囧rz
でも、経験豊富な調査員二人も吐いてたので、それだけ荒かったということか。
ま、なんとかデータ取れたので良かったけど。
 

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戦艦アリゾナのソナー調査 [ 海底調査]

今日は早朝からフィールドワーク。
パールハーバーに眠る戦艦アリゾナ(USS Arizona)を調査するのだ。
 
今回の調査はNational Park Service (国立公園局)に協力して、
アリゾナのオイル漏れなどの環境アセスメントを行うためにより詳細な
沈船の状態を把握するというのが目的だ。
 
Arizona_C3D_SS_seweed.jpg
 
これは2007年にうちの会社で取ったC3Dソナーのサイドスキャン画像データ。
胎児の超音波写真と同じ原理の音響画像ね。
 
Arizona_C3D_R2Sonic.jpg
 
これは音響画像にC3Dの測深データと、2009年にR2Sonic 2024の
マルチビームソナーで取った測深データを重ねたもの。
水深を色で表して描いている。
 

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エレクトラ発見はデマかも!? [ 海底調査]

昨日話したアメリア・イアハートの飛行機捜索調査のデータ処理
&レポート作成が完了した。ついつい集中して23時ごろまで
残業してしまったよ。(^^;;;

結果から話すと、TIGHARの解析レポートにある『イアハートの
飛行機エレクトラの胴体の大きさに適合する人工物らしき物体』
というのは、そもそもソナーデータの解釈間違いだ。

レポートやCNNに出ていた画像を見ると、あたかも胴体が折れてる
ように見えるんだけどね。これはAUVによるソナーデータ集録時に
問題があったためであることがデータ解析で発覚。
 
AUV内のコンピュータのせいか、ソフトウェアのせいか、はたまた
設定によるものか理由は分からないけど、一定間隔で音波を
送受信して記録するところを、記録ができていない部分があるのだ。
"ping drop"と呼ばれるデータ抜けの状態だ。

しかも、それが音波の送受信が5~10回行われるたびに、
その半分から同等数の抜けがあるではないか。
つまり、このデータをマッピングしても連続的な海底画像が描けず、
横断歩道のような縞々状になってしまうということ。
 
調査隊が『胴体が折れている』と勘違いしたのは、彼らが使った
解析ソフトが、データ抜けを正しく認識できず、抜けを飛ばして
その前後のデータを繋ぎ合わせてしまったために、そのように
見えてしまっただけである。
 

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アメリア・イアハートを探せ! 再び [ 海底調査]

3、4年前だったかな、1937年に墜落遭難したアメリア・イアハートの
飛行機を探すという大規模な調査を南太平洋のハウランド島近海で、
Waitt InstituteAUV(自律航行潜水艇)を使って行った。
 
結局彼女の乗っていたエレクトラは見つからなかったけれど、
その調査データを手に入れることができたので、ソフトのテスト用に
処理したことがあった。

そして、去年、「歴史的航空機の発見を目指す国際グループ
TIGHAR/タイガー)」という別の調査グループが、実はイアハートは
キリバス領ニクマロロ島辺りに不時着遭難したという説に基づいて

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ソナーで人体を探知することができるか? [ 海底調査]

今日もまたまたソナーのテストでやって来ましたココマリーナ。
 
boat_day_032113-01.jpg
 
今日のソナーはBlueView社のForward Looking Sonar (FLS)
P450とP900-2250 Dual Frequencyのダブルマウント。
2Dマルチビームタイプの前方監視ソナーだ。
 
boat_day_032113-02.jpg
 
このソナーはポールに取付けて水中に入れれば、サーチライトの
ように前方を見ることができるので、警察や消防が溺死した人など
を探すときに、簡単に使えるという期待が持たれている。
今日はその実証実験をしてみようというわけだ。
 

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久々のBoat Day [ 海底調査]

今日はボートデーでハワイカイのココマリーナにやって来た。
う~ん、いい天気。最高の海日和だ。
 
boat_day_030713-00.jpg
 
うちは海底地形図を作るソフトを開発・販売する会社なんだけど
そこら辺の調査会社よりもよっぽど設備が整っている。
ソフトをテストするために各種ソナー、GPS、動揺センサーなど
機器一通りに加えて、ボートも10mのMonohaul (単胴船)と
8mのカタマランの2隻所有している。
 
boat_day_030713-01.jpg
 
こちらがカタマランのTomCat
150馬力のツインエンジンなのでパワフル!
 

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レーザースキャナで海底調査 [ 海底調査]

マイナビニュースで興味深い記事を発見。
 
 
2Dのレーザースキャナーアナログ)にはうちのソフトは
10年近く前からインターフェイスしていて、僕も何度か
調査に参加したことがある。
でも、こちらのような3Dのシステムだと立体図が描ける
からいいよね。
 

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2012年の初出張はバハマ!? [ 海底調査]

昨年末30日のこと。
ハワイのとある会社から調査のRFP(提案依頼書)が来た。
内容は、バハマSWAC(Sea Water Air Conditioning)を
設置するためのパイプラインルート調査だ。
 
SWACとは冷たい海水を1,000mほどの深海から汲み上げて、
冷房に利用するという究極のエコ冷房システム(詳しくはコチラを参照)。
通常のエアコンシステムと比べてエネルギーの消費を最大90%減らす
ことができるとか!!スゴイよね!
ホノルルのダウンタウンでも現在設置計画(HSWAC)が進行中!
 
うちの会社は2003年にタヒチのボラボラ島で、2007年にカリブの
キュラソー島でこの調査を行なっている。僕はその両方を担当した。
リンクFrench PolynesiaCuracaoの項目参照。データは僕が
処理したもの。)
 
去年もキュラソー島の別の場所で再び調査があるからと、RFPが
来たけれど、残念ながらコンペで負けてしまったんだよね。
初めてAUV(自律航行ロボット)を使った調査ができると楽しみにしていた
から、落札出来なかったときはすごくガッカリしたよなぁ。
みんなで時間も労力もかけて準備してたのにね。

というわけで、今回こそは勝ち取ってやるぞ~!!と意気込みたいところ
なんだけど、調査完了時期は2月中旬。最終成果の提出がその一ヶ月後。
そして、調査の提案書の提出は一週間後。。。
 
って、おいっ!!
 
年末休みに入った日に依頼が来て、一週間で提案書書けってか。
そんなの無理に決まってるじゃないか!!
船や調査機器の手配、輸出ライセンスや労働許可のことなどなど
どうやって一週間(実質4日)でクリアしろっちゅうねん!!
 
なんでそんな無理な注文をするんだろう?
これってもしかして出来レースってヤツ???
既に決まっている会社があって、でも形式上コンペの形にするとか。
もしくは、その本命会社の入札価格を下げさせるために当て馬として
他の会社にも入札させるとか。。。
 
だって、まともじゃないよ、この条件は。。。
まぁ、とにかくはがんばって準備してみるけどさ。
あ~、バハマ行けたらいいのになぁ~。

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次はパナマ!? [ 海底調査]

日本出張まであと一週間!
準備で忙しくなってきたね~。^^
 
クライアントは被災地各地の港(女川、田老、大船渡など)の調査を
既に行っていて、トレーニング中にそのデータ解析を行う予定。
なので、事前にデータを送ってもらって、ただいま予習中。
 
と、出張準備で忙しい中、ヒューストンのお客さんから電話が。
10年来の付き合いのある会社で、2005年から僕がずっと担当
している。一昨年のNJのプロジェクトでも一ヶ月半一緒に仕事をした。
 
電話の内容は、
8月末か9月頭からパナマで調査するんだけど 手伝ってよ
というものだった。
 

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キュラソー調査の行方 [ 海底調査]

この間、調査提案書を提出したカリブ海のキュラソー島での
海洋深層水冷房システムのパイプルート調査だけど。。。
 
残念ながらクライアントに受け入れられなかった。。。orz
 
調査の内容、クォリティなどはクライアント側にも好印象だった
みたいなんだけど、どうやらコストが高かったみたい。。。
 
う~ん、最初の予定通りに二つの調査を同時に行う計画が
通っていればコストダウンもできたんだけどねぇ。
いろいろあって計画を変更せざるを得なかったこと、そして
社長がちょっと欲張りすぎて利益率を上げすぎたのが敗因か。
あ~、非常に悔やまれるなぁ。。。
 
今年は夏にアラスカ調査もあるかもしれなかったけど、それも
正式に無くなったし。。。もう調査での出張はないかもなぁ。
 
こうなったら何がなんでも日本での講習会は実現させないとな!
 

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どうなるキュラソー調査!? [ 海底調査]

一ヶ月くらい前に浮上したキュラソーでの調査の件、
5月中に実施という話だったけど、いろいろ状況が変わって
まだどうなるかわからない。
 
今回は海洋深層水冷房システムテレコムケーブル
二つの調査の要請があって、クライアントも別々。
だけど、調査海域がオーバーラップしているから、
コスト削減のために同時にやれないか、という話なわけ。
 
でも、RFP(提案依頼書)によると、ケーブルの方は
調査後のレポート業務がかなり面倒だったり、うちの
専門外の調査内容も含まれている。
その上締切りが早いときた。
 
で、いろいろ話し合った結果、リスク回避のためにも
自分たちが得意とするソナー調査に絞って、海洋深層水
冷房システムをメインに、調査海域がかぶってる部分の
データはケーブル側に提供するよ、という方針でいったん
提案書を提出した。 
 
そしたら、クライアントが「両方できないの?」って。
やっぱり一社に全部やってもらいたいみたい。
うち以外にもう一社候補がいるらしく、でもそっちは
うちとは逆にケーブル調査がメインらしい。
 
そこで、両社が協力して調査するという話も出たんだけど、
かぶってる部分の調査をどちらがするかという点が最大の
論点となり、どちらも自社の利益を守るため、話し合いは
平行線。。。ま、そりゃそうだよね。(^^;;;
 
そんなわけで、急遽うちで全部できるように提案書を作り直す
ことになってしまった。。。(って、僕はたいしたことしてないけど)
専門外の業務は外注する方向で、なんとか形にはなった。
たぶん今日、明日中に提出して、週明けには結果が出るかも。
 
最悪の場合は海洋深層水冷房システム調査の一部だけって
ことになるかもしれないけど、まぁ、それでも何もやらないことに
比べればけっこうな利益になるからいいかな。
それに僕はどの道キュラソー行けるし!笑
 

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キュラソー再び!? [ 海底調査]

イギリス出張中に同僚から調査依頼があったという知らせが届いた。
場所はカリブ海のリゾートオランダキュラソー島
 
Curacao_01.jpg
 
ここは2007年の2月に一度海洋深層水冷房システム導入のための
パイプルート調査を行っている。 (過去日記
 
今回は島の別の場所で同システムを導入するためのパイプルート調査と
テレコムケーブルを設置するためのケーブルルート調査を行うらしい。
 
詳しい調査概要はまだ読んでないけど、浅海域から水深2,000mぐらい
までを調査するのかな。前回の調査で使ったDeep Towソナーが良く
なかったので、その時の轍を踏まないように十分に気を付けないとな。
今のところAUV(自律型無人潜水機)をレンタルする方向で考えてるみたい
だけど、どうなるかな。実現したら初のAUV調査になるから楽しみ!
 
ところが。。。この調査の実施時期が5月末までなんだって!
おいおい、これから提案書作成と機器や調査船の手配なんて無茶だろ。
なんでこんなギリギリになって。。。(--;;;
 
なので、まだ実現するか分からないけれど。。。
 

タグ:海底調査
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アメリア・イアハートを探せ! [ 海底調査]

みなさんはアメリア・イアハートという女性をご存知だろうか?
リンドバーグに続いて、女性初の大西洋単独横断飛行を
成し遂げたアメリカ人女性飛行士だ。
しかし、1937年赤道上世界一周飛行の途中、太平洋上の
ハウランド島付近で遭難してしまった。
 
アメリアの遭難は当時、大事件として扱われ、アメリカ軍による
大規模な捜索も行われたが、結局見つからなかった。
それ以降、多くの専門家がいろいろな仮説を立てたりしているが
アメリアがどこで、どうやって遭難したのかは今でも謎のままだ。
 
アメリアのことは去年ヒラリー・スワンク主演で映画にもなった。
日本では「アメリア 永遠の翼」というタイトルで今年の11月ぐらいに
公開予定だとか。
 

 
2007~2009年にかけて、このミステリーに最新の海底探査技術を駆使して
挑んだ男がいた。
 
 

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戦艦ユタのソナーデータ [ 海底調査]


たまには仕事の画像でも載せてみようかな。


これは、太平洋戦争の幕開けとなった真珠湾攻撃で日本軍に沈められた戦艦ユタ

戦艦アリゾナとは反対側、フォードアイランドの西側の水深15mぐらいのところに沈んでいる。

65年ほど経った今でもかなりきれいな状態で残っていて、艦砲までちゃんと見える。

このデータは、Teledyne Benthos社C3Dソナーを使って取ったもの。インターフェロメトリーという位相差を用いて、測深と海底の画像取得を同時に行うソナー。

簡単に言えば、人間の耳と同じ原理かな。二つの受信機(耳)が同じ音波を微妙にずれたタイミングで受信することから音波がやって来た方向を判別する。また、音波を発信してから受信するまでの時間から距離が分かり、エコー(反響音)の強さによって、海底の底質(硬さ)が分かる、というもの。

理論的にはすごいんだけど、実際にはデータ処理に手間がかかる非常にデータプロセッサー泣かせのソナーなのだ。(^^;;;

今、うちの会社が提案中のプロジェクトが通れば、もっと高解像度でユタやアリゾナの立体画像を作れるかもしれない。そろそろ結果が出るはずなんだけどどうなるかね~。



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調査再び!? [ 海底調査]


一週間前に調査から帰ってきたばかり。。。なんだけど、どうやら再び調査に行くことになりそうな気配が。。。

予定では、前回2つの海域を調査することになっていたんだけど、天候のせいなどで結局ひとつの海域だけ詳細に調査することになった。

今週いっぱいずっとデータ処理が続くわけだけど、その成果しだい。。。もしくはそれに関係なく、追加調査の有無が決定される。

というか、ほぼ決定してるって話も!?

今度は4/4~11までの一週間、と若干短め。

前回の問題点も含めて今回はいろいろと改善されるといいんだけどぉ。。。





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無事帰港! [ 海底調査]


本日未明、8日間の調査を何とか無事に終えてPort Huenemeに帰港!!

いやぁ、なんだかいろいろあって大変だったし、データ処理も忙しくてまいった。

でも、まだすべて終了というわけでもない。

今朝、クライアントと簡単にブリーフィングして調査の成果を提出したものの、まだまだデータ処理は続くのだ。。。

けっこう手間のかかる処理が残っているので、今週いっぱいは大忙しってとこかなぁ。

でも、ホノルルに戻るのは明日の夜!

というわけで、しばしの休息だ。^^

宿泊はLAXのちょっと南のRedondo BeachにあるBest Western Redondo Beacn Inn。そこからすぐ近くのTorranceとLong Beach
に友達がいるので久々の再会ができそう♪



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機材故障で一時寄港 [ 海底調査]


ただいま南カリフォルニアの海で海底調査中だけど、昨夜ソナーを引っ張るケーブルのウィンチが故障したようで、一時Port Huenemeに戻ってきた。

一日ずっとエンジニアたちがいろいろとやってたけど、結局何をどう直したのかよく分からん。でも、動くようになった。あは。

今回の調査、マジでトラブル満載。9日の調査開始直後には続行不可能かもしれないという事件が起こったし。。。マジでもう終わったーって感じだったね。

でも、なんとかしてしまうのがすごい。で、いろいろありながらもデータは取れている。なかなか思うような結果というわけでもないけれど。データ処理もけっこう大変だし。

んでもって、寒いよ、カリフォルニア!!バックデッキの様子が見れるようにしておかなきゃいけないので、ドア開けっ放し。凍えるぜー。Tシャツ2枚、フリーストレーナーウィンドブレーカーと5枚重ね着して、小さなヒーター足元において働いてます。(^^;;;

あれ?いつの間にか出港してるじゃん!?いつまでネット繋がるかな~?

ではまたまた行ってきま~す。

って、もしかしたらまた明日寄港するかも。なんでも海軍がミサイルぶっ放すらしいから。。。撃沈されないようにWish me luck!笑




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調査セッティング一日目 (長文注意) [ 海底調査]


今日は朝7時集合で朝食を食べながらブリーフィングし、8時ごろにPort Hueneme基地へ。アクセス許可の件でいろいろ問題があったけど、無事に解決したようでアクセスバッジももらえた。ただし、僕だけ基地内では軍の人のエスコートが必要だと。。。

しかも!基地内、および船内では一切の写真撮影が禁止!!とのお達しが。

およよ。。。それは残念だぁ。。。(T-T)

さて、今日のセッティングは、僕らの担当部分ではほとんど問題なしでうまく行った。まぁ、細かなところで苦労したところもあるけれど、オフィスで散々テストしてたしね。結果的にはほぼパーフェクト

ところが。。。ハードウェアのほうではまだまだトラブルづくし。。。


(注) ここからはかなり長くて、わけ分からない説明が続くので、暇な人や寝たいけど眠れない人だけ読んでちょうだい。笑


まず第一に、ソナーとデータ収録コンピュータ(うちの担当)を結ぶケーブルで問題が発生していて、データが上がって来ない。データが上がって来なければ、もちろんデータを記録できない。これ最悪。。。まさしく何をいまさらって次元だよ。orz
まぁ、エンジニアの数日間の努力のおかげでなんとか解決したみたいで、うちのシステムまでなんとか繋がったけど。

次に、ソナーに装備するセンサーが仕様変更とかで配置されるべきところに収まらないという問題。Dah!?
ま、これはセンサーを交換してもらって解決できた。

さらに今度は調査のデザインとそれに使うシステムの問題。

今回は約1,500mの深海をTowfish(曳航体)ソナーをケーブルで引っ張って、海底から50~100mぐらいの高度を保ちながら調査をする。それだけの深度を保つためには、3,000mぐらいのケーブルが必要になる。

当然、海中ではGPSが使えないので、3kmも離れたTowfishの位置を測定するのが非常に難しいわけだ。今回のようなDeeptowと呼ばれる深海調査では、調査機器の測位が常に問題となる。でも地図を作るためには正確に位置を知る必要があるのは当然のこと。

今回はUSBLUltra Short Base Line)と呼ばれる音響測位システムを使って、Towfishの位置をトラックする。簡単に言えば、船に装備した音響発信装置からTowfishに向かって音波を発し、ソナーに装備したビーコンがそれを受け、音波を返す。で、船でもう一度それを受信する。音波が往復するのにかかった時間を測定し、時間から距離(レンジ)を計算する。また、船に装備したシステムは4つの受信機を持っていて、それぞれの受信のタイミングの差から方角(ベアリング)を割り出す。距離と度がわかれば、Towfishの位置をピンポイントで特定できるというわけ。

理論的には。。。だ。

これが、実際はそんなに簡単にできないわけよ。

まず、システムの限界がある。今回使用するシステムの仕様によると、音波が届く限界が3,000mらしい。スペックが3kmといっても、通常使用可能なレンジはおそらく2kmそこそこだろう。つまり、Towfishまで音波がそもそも届かないかもしれない。

次に、海は深さに応じて、塩分濃度や水温にばらつきがあったりして、層ができている。そうすると、音波が海中を移動し、濃度の違う層へ進入するときに屈折が起こる。プリズムと同じ原理ね。海面から海底へまっすぐ音波を出した場合は影響ないけれど、今回のように船から引っ張ってるTowfishをトラックするために斜めに音波を発信した場合、この音波の屈折(Refractionという)の影響が大きくなる。これが何度も繰り返され、結局音波は海中をまっすぐ進むことはない。したがって、海中の音速度の変化を考慮せずに時間から距離(レンジ)を割り出すことができないということになる。

それからシステムのキャリブレーションの問題。船の送受波機の微妙な角度のズレでも、2、3km離れたTowfishの位置では、距離にしてかなり大きなズレとなってしまう。たとえば1°のズレが3,000m離れたTowfishの位置を50m狂わせてしまう。つまり、Towfishの位置がズレの分だけ飛んでしまうわけだ。当然、地図を描くためには連続的で滑らかな位置情報が必要不可欠なわけで、このズレを補正するためのキャリブレーションが重要になる。しかし、このキャリブレーションには半日から数日の時間を要する上に、必ずしも良い結果が得られるとも限らない。

今回の僕らのように調査日数が限られている場合、時間のロスはできる限り避けたいわけで、このキャリブレーションをするかどうか、する意味があるかどうか、が議論されている。

で、今日になってプロジェクトの上層部の人とのミーティングで、新たな事実が判明したりして。。。

調査のスペックがそもそも聞かされてたものと違う。最初は海底はだいたい平らでケーブルを設置するのに問題がないかを見てほしい、と聞かされていたのに、突然、海底にある高さ1mの岩などの障害物を判別できるクォリティーのデータが必要だと言い出した。

1,500mの深海で、その解像度を要求するのは、今回の調査のデザインではまず不可能である。浅海域だったらまだしも。。。上層部がどこまで今回のような調査の難しさを理解してるのか分からないけど(いや理解してないからこういうことを要求するんだと思うけど)、無理難題もいいところ。そのスペックを満たすためには、もっとお金をかけてAUV(自律航行型潜水艇)を使わなければ無理だろう。

さてさて、どこまでクライアントの要求を満たすデータを取ることができるか?っていうか、きちんとすべてのハードウェアの問題がクリアされて調査自体実行できるのか?明日、一日セッティングして、夜中の12時には出港予定だけど。。。はたしてどうなる!?
 


船や作業の様子の写真が撮れないので、今日のおやつでも。。。ランチとディナーも船で食べたので写真なし。今回のコックさんもけっこうイケテるねー。船のクルーもいい人ばかりみたいだし、その点では救われてるかも。(^-^;;;



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Oxnard到着 [ 海底調査]


ついにこの日がやってきた。プランが二転三転と変更し、軍港へのアクセスの件でもトラブったけど、なんとか出発にこぎつけた。

今日はとりあえず移動オンリー。LAまでのフライトはユナイテッドで。ステイタスがプレミア・アソシエイトなので、エコノミープラスのちょっと広い席に座れたり、チェックインやセキュリティーチェックもほとんど並ばなくて済んだ。便利だねー。

機内では「The Express」という黒人フットボーラー、アーニーデイビスの伝記映画と、「007 Quantum of Solace」を観た。「The Express」はすごく良かったねー。

LAからはレンタカーでPort Huenemeの傍のOxnardという町へ移動。1時間ちょいの道のり。(ルートマップ

車はAvisでレンタル。しかも三菱エクリプス!!予約したときはポンティアックのG6という車だったんだけど、カウンターで「三菱のエクリプスとギャランとどっちがいい?」と聞かれたので、そりゃエクリプスでしょー!とそちらをピック。そんなスポーツカー、滅多に乗れないからねー。

LAのフリーウェイはやっぱ怖い。みんな飛ばすし、車線は多いし。しかも夜だし。。。でも、なんとか無事にOxnardへ到着。そしてBest Western Oxnard Innへチェックイン。

ホテルの部屋はけっこう広い。カーペットが古くてあまり清潔に感じられないのが残念。でも、キングベッドで、電子レンジや冷蔵庫もついてるし、ワイヤレスインターネットも無料。コンチネンタルブレックファストも込みということでなかなかお得なのかな。。。と思ったら、これで$150ぐらいするらしい。え~!?って感じだね。

Oxnardはメキシコ系アメリカ人の住む町のよう。フリーウェイの近くにショッピングセンターがあるくらいで、ダウンタウンも寂れた感じ。 到着が夜遅かったので、レストランも閉まっていて、結局ジャックインザボックスでドライブスルー。(ランチも空港のバーガーキングだった。。。)


さて、明日は朝7時集合で調査の機材セッティングだ!!あまりトラブルが起こりませんよーに。(^-^;;;



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無事出発できそう [ 海底調査]


海軍の港であるPort Huenemeへの入港許可が下りなくて、調査に参加できなくなりそうだったけど、今日の夕方、先方からなんとか許可が取れた、と連絡があった。

今朝の時点では、もう一人の調査クルーでヒューストンから参加するティム(イギリス国籍、永住権保持者)の許可も下りないと言われ、うちの会社から参加する4人のうちの二人が参加できないかもしれない危機に。

当然うちの不手際ではないわけで、もしも2人の許可が出なければ、人員不足で調査はできないよ、なんて言って先方を焦らせた。事実、調査は24時間ぶっ通しで行うので、4人体制で2人ずつ12時間のシフトを組むことになっている。それが二人になっちゃったらホント遂行は無理だからね。

まぁ、でもなんとか先方もいろいろと手を使って(!?)、なんとか許可を取り付けたらしい。とりあえず良かった、良かった。

そんなわけで、明日ロスに向けて出発です。明日は一日移動で特に仕事はなし。土曜日から準備開始。

だけど。。。今回の調査はまだまだ問題ありそうな気配。事前に一度エンジニアを送って、ソナーのセッティングやテストをやったのに、まだできてないっぽい。それってどういうこと???僕らに助けを求められても機械的なことは専門じゃないので、あまりよく分からないんだよねー。土曜日からセッティングに合流するのが怖いよ。。。(^-^;;;

ちなみに今回は調査機器としてコンピュータ4つ持っていく。1つは小型のデスクトップタイプで、残りの3つはラップトップ。

でも、普通のノートパソコンとはちょっと違って、GETACのMIL規格(アメリカ国防総省が規定する米軍採用品規格 Military Standard)に準拠した耐久性・防水性・防塵性を備えたちょっと特殊なコンピュータ。


でも、堅牢とは言っても、さすがに飛行機に乗るときにチェックイン荷物として預けるわけにはいかないので、キャリーオンサイズのスーツケースに入れて機内に持ち込む。ブライアンは小型デスクトップとデータバックアップ用の外付けハードディスク2つ担当。

こんなごっついコンピュータを3つも持ってたら、セキュリティーで絶対引っかかりそうだよね。。。(^^;;;



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え?調査行けないかも!? [ 海底調査]


昨日の日記で調査の日程が決定したと書いたばかりなんだけど、もしかしたら調査に行けなくなるかも。。。航空券などの手配も既にしてあるのに。

もうこの会社ホントにアホすぎ。

今回の調査の最終的なクライアントは海軍なんだけど、乗船する港がPort Hueneme (ワイニーミって感じに発音する)というところで(Google Map)、海軍の施設なので事前に入港許可証などの発行手続きが必要なんだよね。

で、最初にこの仕事の話が来たとき(一ヶ月以上前?)から僕が参加することは決まっていて、向こうの会社も僕が日本人であることを承知していた。必要書類の提出もしていたし。

だけど、昨日になって、新たに港への入港許可証を出すために必要だという書類に記入して提出するよう指示されたわけ。普通に国籍とかパスポート番号とか書く程度だったんだけど、なぜか僕の許可証だけおりなかったんだって。

今日の午後、急に連絡があって、手続きにもう数日かかりそうだから、出発をちょっと見合わせて欲しい。。。みたいな。

はぁ?????????????

何をいまさら。

っていうか、そんなのなんでもっと余裕を持って手続き始めとかないわけ?

もう、マジでアリエナイでしょ、この会社。

こっちは急遽決まった日程に間に合うように、いろいろと準備やテストを必死でやってるのに。

なんか、一気にやる気萎えてくるよ。

向こうの話だと、許可は出るはずだけど、まだちょっと時間がかかりそうだと。

じゃ、どうすんのさ?

飛行機変更?それともおいらは留守番?


ロンドン出張中の社長が、時間内に許可がおりなければ、僕だけ一般の港から小型船に乗って、港の外で調査船に合流することを提案。

マジかよ。。。ん~、まぁ、行けないよりはマシか。。。

そんな感じで、あさって、ホントに出発できるのか、かなり怪しくなってきた。

とりあえず日程変更するかどうかは明日分かるということで。




ところで、今回の調査船のM/V Independenceは、全長200ft (約60m)、幅40ft (12メートル)とかなりでかい!でも、調査クルーは5、6人だけど。笑



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調査日程決定! [ 海底調査]


いろいろと紆余曲折あって(船が用意されてなかったとか。。。)、日程未定だった調査の出発がついに決まった!!

しかも、「木曜日から開始しない?」と言ってきやがった。

来週の、ではなくて、今週の、だ。

ありえないでしょ、それ。

最初の日程が延期された時点で、社長は月曜からロンドン出張に出かけちゃったし。

なので、今週は無理です。

でも、ようやく確保した船が5日から16日までしか使えないらしいので、とりあえず、5日から機材の運搬、溶接、設定などを開始して、8日の夜か、9日に出港することになった。社長はロンドンから直接LAに合流。

僕とブライアンは6日の午後出発。土・日と二日間機材のセッティングを行う。なんとか社長が来るまでに準備万端の状態にしておきたいところだ。

で、調査はちょうど一週間かな。

ん~、でも当初の予定では30km x 2kmの海域を2箇所調査するという話だったけど、一週間じゃ無理だね、たぶん。

しかもちょうどけっこう大きなうねりがやって来るらしく、調査どころじゃないかもしれないとか!?

いやはや、まだまだどうなるのか分からないねー。



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どうなるカリフォルニア出張!? [ 海底調査]


本当だったら今日、明日あたりの出発予定だったカリフォルニアへの出張。調査会社の準備不足(っていうか船がないっていうのは本当に論外だよね。)で延期になってるけど、いまだ確定せず。

今のところ、3/9の月曜日出発で水曜か木曜から調査開始するという話だけど、まだ船も押さえられてないらしいし、他の機器の準備も不十分らしい。。。おぉ~い、マジやる気あんの???

しかも、ちょうどその頃、低気圧の影響か何かで海況もけっこう厳しいものになりそうだとか!?最悪の場合は調査どころじゃないかもって。。。

さらに延期の可能性もアリ!?(^^;;;



とある日の朝焼け。
トラのトイレに行きたいニャーの声で起こされたとき。



空の赤と青のグラデーションキレイ~♪



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調査延期!? [ 海底調査]


ここ数日、2件の研究開発プロジェクトの提案書の締め切りがあっていろいろ忙しかった。といっても、別に僕が提案書を書いているのではなくて、資料作りの手伝いぐらいね。

どちらも防衛関連のもので、そのうちの一件は成功すればかなり大きな利益を生むポテンシャルのあるものなので、期待が高まるねー。^^

他にも4月提出予定のプロジェクトの提案書では、海底調査の技術をレクレーションダイビングに活用しようという新たな試みを提案している。ま、簡単に言えばGoogle Oceanの高解像度版プラスα、みたいなもの。

世間の不況をよそに、今年のうちの会社は熱いかもね~。いくつものプロジェクトが同時進行して忙しくなりそうだ。といっても、まだまだ確定ではないのでどうなるか分からないけど。(今までもおいしい話をいっぱい聞かされて、結局ボツになったりっていうのも多かったから。。。)

どうなるか分からない、といえば、来週末出発予定だった調査だ。

今日あたり飛行機をおさえようと調べていたら、クライアントから電話があって、『調査に使う船がない』と言い出した。

はぁ~~~?????

この会社、今まで何度も一緒に調査してきたけど、なんとも手際が悪いというか、やるべきことをきちんと理解してないというか、けっこう『アホ?』と言いたくなるようなことをかましてくれる。

そんなわけで、一時保留。。。

調査はカリフォルニア州のチャンネル諸島のひとつサンクレメンテ島近海で行われ、予定では来週末から10日間(移動、準備込)ってことだったんだけど。。。週明けまでに船の手配が済めばいいけど、そうでなければ諸々の事情で一ヶ月ほど延期になるかも。(^^;)





もうやってらんねーぜって感じ?



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久々の出張!? [ 海底調査]


最近、なんだか会社の景気がけっこう良くなってきた。去年はいろいろと厳しい一年だったけど、今年はなかなか飛ばしてるねー。

研究開発資金をもらってのR&Dプロジェクトがいくつかあったり、立て続けに新規クライアントを獲得してるみたいだ。しかもけっこう大きなセールスだったり、さらに、他社のソフトからの乗り換えという、ダブルでおいしい話が続いてる。

最近のクライアントは大学などの学術機関が多く、それに加えて近々NOAAアメリカ海洋大気局)もうちのソフトを導入してくれるとか!?NOAAは、アメリカ沿岸海域を調査して海図を作っている機関だ。これはかなり大きな一歩になるかもしれないね~。^^

で、ソフトのセールスとは別に、久々に調査の話が浮上。カリフォルニアのLAの少し北にあるチャンネルアイランドという島の近辺でのケーブルのルート調査らしい。

調査を担当するSAICという会社は、うちのクライアントで、僕も数年前から何度も一緒に調査をしてきたので、やりやすいね。

ただ、使用するソナーがけっこう曲者なんだな。2007年にカリブ海のキュラソーで調査したときは、このソナーのせいでかなり痛い目にあった。データ処理がとにかく大変なのだ。。。

僕の仕事は主に船上でのデータ処理。きちんとデータが取れてるか確認する役割だ。現場でデータに問題があるのを発見できれば、調査のやり直しも簡単にできるからね。っていうことは、けっこう重要?(^-^;;;

まだ詳細は知らされていないけれど、3月の頭から1週間から10日ぐらいな感じ。久々の調査なのでちょっと楽しみ。^^

あ、それから先日、ようやく渡航許可証(Advance Parole)が届いた。去年のモナコ調査のときは、これがなくて行けなかったけど、これで国外調査もオッケー!!日本にも行けるぜ!!(出張ないかなぁ。。。)



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ホノルル調査案件で一日中ミーティング [ 海底調査]

1700枚の結婚式写真はとりあえず目を通したものの
まだまだ選ぶ段階まで行ってないですねー。
先は長いなぁ~。
でも、アルバム完成まで2ヶ月かかるらしいから急がねば。
7月に親友が5、6年ぶりにハワイに来るというから
そのときについでに持ってきてもらいたいんだよね。


さてさて、今日は忙しい一日だった。
ほぼ一日会議室にこもって今月半ばから始まる。。。
かもしれないホノルルでの調査のことでずっと議論。

調査は2段階あって、まずは船に装備したマルチビームソナーというシステムで、
カカアコからホノルル港の間の沿岸から水深600mまでの海域を調査する。
これは1日か2日で済む予定。
データ処理も同時進行で、調査終了後まもなく提出。
これをもとにして、パイプラインのルートの候補を選ぶわけだ。
ここまでは問題なくこなせるだろう。

しかし、第二段階のパイプルートの詳細調査が問題である。
これにはディープトウ(Deep Tow)と呼ばれるシステムを使う。
曳航体とかTow Fishと呼ばれるソナーを船からケーブルで引っ張るわけだが、
ソナーを海底付近まで近づけることができるため、高解像度のデータを取ることができる。

理論的には。。。である。

これによって、ルート候補の地形の起伏を詳細に調べることが可能となるわけだが
この調査に使うシステムが、クライアントの要求するスペックを
満たせるかどうかが議論の争点。
データプロセッサーとしての立場から言うと、はっきり言って無理。
ノイズが多すぎて、クライアントの求める1m四方の物体を
判別するなんてことは限りなく不可能に近い。
いや、本来ならそれぐらい可能であるべきなんだけど、
このシステムではそれを達成できないというのが僕らの意見。
去年のキュラソー島での同様の調査でかなり痛い目にあった。
社長もそれを踏まえて、今回はだいぶ慎重になっている。
(もしもできると言ってできなかったとしたら告訴物になりかねない。^^;;;)

ずっとソナーの製造会社ともシステムの使い方について
いろいろと意見交換を求めたりしているのだが、
いまだ満足の行く結果が出せていない。
このままでは調査をやればドツボにはまってしまいかねない。
そうならないためにどうしたらいいかをいろいろ話し合い、
延々と議論は続いた。
ランチを食べるタイミングも逃すし。。。

ところが

5時を過ぎて、そろそろお開きか!?というときに
プロジェクトを管理する会社から連絡があった。
こちらの状況を説明したところ、意外にも理解を示してくれて
二段階の調査を別々のものとして扱うようにしてくれるようだ。
最初の調査は今月半ばに始まる予定だけど、
第二段階は、その一ヵ月後ぐらい。
なので、それまでにソナー会社の協力の下、クライアントが望む要求
(これも1m四方の物体から車サイズの物体の判別に軽減された)
を達成できるようにして、それができたら第二段階もGO。
できなければ、ゴメンナサイということで。。。
でも、訴えられるとか、やばいシチュエーションに陥ることは避けられる。

なんか、今日一日の議論はなんだったんだ?
と思わなくもないけれど、
でも、調査実現に向けてかなり前進したようなので良かった。

月曜日に第一段階の提案書を提出し、それが受理されれば
晴れて契約成立、ということになる!

さてさて、どうなるか。。。

ようやく落ち着くかと思いきや。。。 [ 海底調査]

先週の木曜日に結婚式を無事に終え

家族のハワイツアーのアテンドもなんとかこなし

ようやく一息つけるかと思ったのだけれど。。。

今日からいきなり調査



ローカルだからまだいいけれど。

今回はHECOホノルル電力?)の依頼で

プラントの冷却水の排水口付近の測深調査。

水深2、3m~10mぐらいの超浅海調査。

調査海域も狭いし、2、3日で十分終えられる程度だけど。

しかも、僕はおまけでちょっと手伝っただけ。

でも半日船の上で、しかも日焼け止め塗り忘れたから

真っ赤に焼けた。。。orz

いたい。

明日から僕はデータ処理で海には出なくていいけど

きっと大忙しだな。。。

ぼちぼちと結婚式レポートも書きたいと思います。



最後に留守中にもコメント&TBしてくださった皆様、

ありがとうございました!!

もうちょっと落ち着いたらお礼参りに伺います。

海洋深層水で冷房を [ 海底調査]

昨日の「キャベツを食べると眠くなる」という話に寄せられたTakoingさんのコメントで、「キャベツにはメラトニンという睡眠促進効果を持つ物質が含まれている」ということが発覚!やっぱりキャベツを食べると眠くなるんですね~。笑
ま、でもこの物質、トマトやバナナ、とうもろこしにも含まれているというから、単純にキャベツを食べて眠くなるという結論には至りませんか。(^-^;;;

さて、今日はちょっと面白くてお勉強になる(?)仕事関連の話を。

日本で一時期すごく話題になった海洋深層水ハワイでは海洋深層水を汲み上げて、空調に利用するという技術(SeaWater Air Conditioning [SWAC])を提供している会社がある。Makai Ocean Engineeringという会社で、2003年3月にこことうちの会社が組んでボラボラ島Inter Continental Resort and Thalasso Spa Bora Boraの依頼で調査へ行ったことがある。

僕にとって初め ての海底調査の仕事で、建設予定のホテルに面した海域を調査し、海洋深層水を汲み上げるためのパイプを設置するルートを探すというものだった。

2006年5月にそのホテルがオープンし、プレスリリースも出た。それには僕が調査&データ処理した海底地形図が載ってるんだよねー。うちの会社は下請けなので社名が出ないのが残念だけど。。。
ボラボラ島での成功を受けて、昨年2月には今度はカリブ海に浮かぶキュラソー島というところで同様のプロジェクトがあり、うちの会社が調査を行った。もちろん僕も行ってきた。

ところで、このSWACという技術はなかなか面白い。単純に言うと冷たい海洋深層水(約5℃)をポンプで汲み上げ、その水と建物の中を巡回する冷 却用の水をHeat Exchanger(熱交換器)で熱のみを交換する(実際に海洋深層水を循環させて冷房に使うわけじゃないわけだ)。そして深層水はまた海に戻される。図で見ると分かりやすいので、このページの最初の二つの図を参照。

SWACを用いると、通常の設備で冷却水を冷却するよりも電気代を最大1/10に抑えられるらしい。電気の消費も抑え、冷却により発生する温室効果ガスな ども抑えられる。電気代も安くなって環境にもいいなんて、まさにWin-Winシチュエーションだね!ただ、SWACの設置にはけっこうなお金がかかるのと、十分に冷たい深層水へ容易にアクセスできなければならない。深層水を運ぶパイプが長すぎると、途中で海水が温められてしまい、十分な熱交換ができなくなってしまう。したがって、沿岸から約5kmで1000mぐらいまで落ち込んでいる必要がある。大陸棚のある日本のような場所ではなかなか使えない技術なわけだ。

その点、ハワイは急勾配の火山島であり、この技術を用いるのには最適な場所のひとつである。ワイ キキでSWACを利用できないかと調査されたこともあって、技術的・経済的には利用価値はあるが、汲み上げた海水を各建物に分配するシステムの構築が難しい ようで、ずっと実行されていなかったらしい。ん~、残念。ワイキキのようなホテルが建ち並ぶ場所だったら、効果絶大なんだろうけどなぁ~。

なんて思っていたら、Honolulu Seawater Air Conditioning, LLCという会社がホノルルのダウンタウンにこの設備を作る計画を実行することが決定した。今回も計画・設置はMakai担当である。そこで当然のことながらうちの会社も調査の提案書を提出する運びとなったわけ。18日が締め切りで、5月に調査実行というかなり急を要する計画なんだけど。いろいろと課題もあるので見事にコンペに勝てるかわからないけど、地元なだけにぜひとも調査やりたいね~。

写真はボラボラ島へ行った時のもの。せっかくのボラボラ島なのに朝から日が暮れるまでずっと船の上だった。。。(T-T)



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